家具の買取や撤去の作業費用について
こんばんは。
不用品の出張買取をしている西岡です。
遺品整理や終活をする方が増えてきていますが、ほとんどの方が家の片付けをする上で1番困るのが家具だと思います。
今回は売れる家具と売れない家具に関しての理由や引取費用について伝えさせていただきます。
まずどんな家具が売れるのか
買取出来る家具というと、アイラーセンやアルフレックス、ヘレンドといった人気ブランド家具や海外のアンティーク家具、状態の良い本革やマホガニーといった上質な素材の家具になります。
売れない家具
実のところほとんどの家具には値段がつかず、逆に引取する場合は費用が発生します。
最近では桐のタンスも需要がなく、ほとんど買取できない状況です。
どうして家具は値段がつきずらいのか
家具というのは日頃からあまり買う事もないので需要が少なく、家具を新しく買う人も最近はニトリやIKEAなどで新品の家具を買う事が多いので、中古の家具はニーズが少ないのです。
売れない大きな家具は捨てるのにお金がかかる
高いお金を出して買ったのに、どうして捨てるのにお金を払わないといけないのかと思う方もいるかと思います。
私もよくお客様の家に訪問した時に、大きい家具は値段がつかなくてもタダで持って行ってほしいとか、どこか無料で引き取ってくれる業者はいないかなど聞かれたりします。
実際、お金を払いたくない気持ちは凄くわかります。
ですが大きい家具だけは産業廃棄物になるので、どうしても捨てるのに費用がかかるのです。
これは地域にもよりますが、法令で決まっています。
そしてこれからお伝えするのが1番大事な部分になります。
家具の引取費用に注意
今ではリサイクルが流行っているので、処分費用や手間を減らすために主張買取業者をネットで探したり、郵便ポストに入っている買取業者に依頼をされる方もいます。
しかし、出張査定に来ても買取してもらえず時間だけが無駄になってしまう方や、酷い場合だと不当な請求をされてお金を払って片付けてもらう方もいます。
そうなる理由としては、買取業者が本当に家具を買ってくれそうな期待感を持たせる広告を出しているからです。
私自身も他社のチラシやウェブ広告を見たりしますが、この業界にいなければ信じてしまうような内容で書いてあります。
実際に過去にあった事例です。
アパートの2階から大型タンス1つの引取をするのに5万円の請求をされ、お客様も相場が分からなかったので支払ってしまったという事がありました。
良心的な会社であれば、例えばエレベーターなしのマンションで5階から大型タンス1つの引取りでも、おそらく2万円もかかりません。
この事を知らずに不当な費用を払ってしまう方や、そもそも大きい家具の処分の仕方をどこに聞けば良いのかわからないという方が意外と多いのです。
ではどこに連絡すれば良いのか
捨て方の分からないゴミがある場合、お住いの市役所などに問い合わせをすれば捨て方などを教えてもらえ、費用がかかるゴミは金額なども教えてもらうことができます。
もしお住いの市役所などが担当窓口ではなかった場合、どこに問い合わせをすれば良いか教えてもらえます。
大きい家具など1人で外に運べない物に関しては、産廃業者に依頼が必要になりますが、こちらも市役所に問い合わせをすれば認可されている産廃業者を紹介してもらえるので安心かと思います。
弊社でもご相談を承っていますので、お気軽にご連絡ください。