終活や実家の片付けは早めに
こんばんは
主張買取をしている西岡です。
主張買取でお客様の家に訪問すると、たまにお客様がとても困っている場面があります。
目次
それは遺品整理などで、何も片付けがされていない状態の家です。
最近はリサイクルが流行っているので終活をされる方も増えてきましたが、なかには物を大切にいつまでもとっておく方もいて、そういった方は物を捨てずにいろいろなところにしまってあります。
物を大切にするというのは素晴らしい事だと思いますが、その方が施設などに入ってからの片付けはとても大変です。
まずご親族が家の片付けをする場合、最初にゴミの分別をしなければなりません。
しかしそういった家は、様々なところにいろいろな物がしまってあります。
例えば、私が見たのは洋服ダンスの中に洋服とは他にオモチャとか小さい家電が入っている家もあります。
他にも、キッチン下の棚の鍋やフライパンを入れるところに書類がしまってあったり、上の棚には靴がしまってある家もあります。
何よりもその状況を目の当たりにすると、ご親族もどこから手をつければ良いか分からなくなります。
私も主張査定でそういった家に訪問する事があります。
よく知人からは、お宝がたくさんあるのではないかと言われますが、逆に買取できる品物を探す方が大変なのです。
確かに買取出来る品物はたくさんあると思います。
しかし、いろいろな所に物をぎゅうぎゅうに詰めていますが、保存状態が良くないので品物がカビだらけになっていたり、酷く汚れている物も多いので本来売れる物も売れないような状態です。
そして1番厄介なのが処分費用です。
家1軒分の片付けを業者に依頼すると最低でも数十万円かかり、大きい一軒家ですと100万円以上かかる場合もあります。
処分費用を抑えるために、全て自分で片付けをされる方もいますが、タンス1つ捨てるにも市に連絡したりコンビニでシールを買ったりするのでかなりの時間と費用がかかります。
ご両親がある程度の生前整理をしていればご親族の片付けの手間は減りますが、ご両親が物を大切にしている方であれば後々の片付けは相当な苦労をします。
そして今は平気でも将来苦労をするのではないだろうかと不安を抱えている方が大変多くいらっしゃいます。
しかし、親に話しをしても全然片付けをしてくれないし、自分が実家の片付けをすると凄く怒る。
旦那の両親だから私からはそんな話しを出来ないし、そんな時間もないなどさまざまな理由があるかと思います。
しかし、最終的にはご親族が片付けをしないといけない状況に陥ります。
後々苦労しないために
細やかな方法ではありますがやり方は2つあります。
1つ目は、実家に帰って物を少しずつもらってくる事だと思います。
物を大切にされる方は捨てることをとにかく嫌がりますので、逆に必要としている人に使われる分には喜んでくれます。
それで、いろいろ欲しいからと言って部屋の物を見ながら少しずつ整理をしていきましょう。
2つ目ですが、これは道理に反しているのであまりお勧めできません。
方法としましては、実家に帰って明らかにいらない物を親に気づかれないように処分するかリサイクルショップに持って行く事です。
人の物を勝手に捨てるなんて酷いことだと思うかもしれません。
しかし、後々の片付けを考えると同じ事をするのです。
そしてたくさん物を持っている方は、普段使っていない物がなくなってもほとんど気づかないのです。
ただし、この2つの方法は実家が近い人ができるやり方になります。
旦那さんのご両親に言えないで不安を抱えている方
ご主人を説得して1度ご両親に話しをしてもらう事です。
旦那さんが全然話しを聞いてくれないと言う方もいますが、もし業者に依頼したら処分費用が高い場合は50万円かかる事や、自分で片付けをするのであればタンス1つを捨てるのにも市に連絡して引き取り日時を決めたら、今度はコンビニでシールを購入して、引き取りの日にはそのタンスを自分で外に出さないといけないなど、どれだけ大変かを具体的に話すと伝わりやすいかと思います。
最後に
主張買取で訪問をすると、上記の内容以外でも片付けでいろいろな悩みを抱えている方がたくさんいらっしゃいます。
もし分からない事や困った場合には弊社でご相談も承っておりますのでお気軽にご連絡ください。