遺品整理で知らないと損する現金の5つの隠し場所
こんばんは、不用品の出張買取をしている西岡純です
遺品整理では、部屋のゴミを捨てる量が多いため、なにかと時間とお金がかかりますが、捨てている物の中には「現金が入っている」ことを知らないで捨ててしまっている方が多いのです。
知らずに捨ててしまう理由としては、「まさか、こんなところに普通現金なんて保管しないでしょ?」と思うようなところに入っているので、素人の方は気づけないのです。
私も遺品整理でお客様宅に伺った際、現金が出てきたことは少なくありません。
お客様によっては、「家のいろいろな場所に現金があって全部で数百万あった」などの話しも聞きます。
「うちの親はそんなにお金を持っていないから家に現金なんてないよ」というお客様もいらっしゃいますが、意外と現金は隠れています。
なぜなら、昔の方は銀行に預けるよりも、自分で管理する、いわゆるタンス預金をしている方が多いからなのです。
昔の方がタンス預金をする理由としては、現代人であれば、お金がすぐに必要な場合、コンビニのATMでお金の引き落としができますし、ちょっとした買い物であればSuicaなどの電子マネー払いもできます。
高齢の方もATMや電子マネーの存在は知っていますが、「ATMの操作が苦手」「手数料がもったいない」などの理由で日常から現金払いのため、現金が手元にないと不安になる傾向があるため、タンス預金をする高齢者が多いのです。
では、家のどこに隠しているのか。
隠し場所は人や家によってさまざまではありますが、私が遺品整理でよく現金を見つける5つの場所を書いていきます。
現金が入っている可能性が高い場所
・カバンのチャックの中
カバンを捨てる前にカバンの中に何か入っていないか調べる方は多いですが、チャックの中までは面倒に感じて調べない方がいらっしゃいます。
特に注意してほしいことが、カバンが家にたくさんあった場合、最初の数個だけ中身を確認して、その数個の中に何もなかったら、あとのカバンは中身を確認せずに捨ててしまうことです。 カバンが多いと調べるのは大変ですが、一つだけカバンのチャックの中に1万円札が入っていたこともありますでの、しっかり調べることが必要です。
・洋服のポケット
洋服のポケットに現金を入れている方は少ないので、盲点になると思います。
だからこそ、現金が入っている可能性もあるので、調べる価値はありますし、過去に遺品でスーツが10着以上あり、全ての胸ポケットに現金が入っていた事例もあります。
・本のページの間
こちらも過去にお金が隠れていたことがありますが、探すとなるとかなりの時間と労力が必要となります。
特に本が好きだった方は本の量が多く、途中で心が折れる場合もあります。
・キッチン
冷蔵庫の中や、鍋やフライパンなどの調理器具の中に隠されている場合もあり、なかには、中身が空のカレールーの箱に現金を入れている方もいらっしゃいます。
・洋服や着物が入っているタンスの奥底
タンスに洋服をぎゅうぎゅうに詰めて入れる方は、タンスの奥底や、洋服の間に現金を隠している可能性があります。
このとき、タンスの中をちゃんと確認せずに、洋服を鷲掴みしてゴミ袋にぽんぽん捨てないよう注意してください。
特にタンスの中には指輪などの貴金属が入っていると見逃す場合があります。
以上が遺品整理でよく現金が出てきますので、一度捨てる前に確認することをお勧めします。
遺品整理で現金を見逃さないための心得
現金の隠し場所はその人や家にもよるため、上記以外にも、「洗剤の空の容器の中」や「テレビ台の下」など、人によって隠し場所はさまざまです。
もし、現金が見つかれば、処分費用を抑えられたり、もしかしたら現金がプラスになる可能性もありますので、是非とも遺品整理をする場合は、「自分ならここに隠すだろう」「もしかしたらここにお金があるかもしれない」など、現金が隠されていないかを意識しながら部屋の片付けを心がけてください。
また弊社でも、部屋の片付けや不用品の買取をしておりますので遺品整理でお困りのことがありましたら私どもにお任せください。
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