遺産相続問題でまさかの兄弟不仲
こんばんは。
不用品の出張買取をしている西岡です。
前回まではどんな物が売れるのかを伝えていきました。
今回はお客様から聞いた、遺産相続で不仲になった話しをします。
遺産相続と聞くとお金の配分や家や土地の所有権などの話し合いで家族の仲が悪くなるのはよく聞く話しです。
親としてはとても悲しい話しではありますが、現在そういった家族が増えています。
昔はお客様で自分の子供達は仲が良いから大丈夫という方もいましたが、最近ではそういった方がかなり減ってきました。
特に私がお客様から聞くのは兄弟間で仲が悪くなってしまうという内容です。
自分が1番親の面倒を見たのに他の兄弟が自分よりもお金を貰っていたり、兄弟が勝手にお金を持っていくなど、ご両親が健在の時は凄く仲が良かった兄弟でもお金が絡むと人間のさまざまな感情が入ってきます。
全ての家族がそのようになるわけではありませんが、遺産相続関係の仕事をしている士業の知り合いに話しをきいたところ、例えば親が1億円といった莫大な資産を持っている家族は兄弟間であまり仲が悪くならないそうですが、親が1000万円の財産があって、それを兄弟で分ける場合だと兄弟仲が悪くなるケースが多いそうです。
ちなみに私の母も遺産相続で兄弟と絶縁になりました。
そこで私の両親は兄弟の仲が悪くならないようにする対策で生前のうちに全財産を使い切ることを目標にしています。
話しが逸れましたが、どうして出張買取や家の片付けをしている私がこの話しをしているかというと、家族間で仲が悪くなる原因はお金や土地だけではなく、親が家に置いていた所有物を巡って仲が悪くなる場合があるからです。
仲が悪くなった事例
これは兄と妹と妹の3人兄弟がいて、その父親から私が主張買取で伺った際に聞いた話しです。
その家族の妹2人はとても仲が良く、生前に母親とも話しをしてアクセサリーやブランドカバンを将来譲り受けることになっていて、姉妹でどう分けるかも決めていたそうです。
しかし、母親が亡くなってからすぐに1番上の兄が家に置いてあったアクセサリーやブランドカバンを勝手に質屋に持って行き売ってしまったのです。
そこから遺産相続の話し合いではケンカになり、それ以降は1番上の兄とは絶縁状態になったそうです。
金目の物を兄弟が勝手に売ってしまう事はたまに聞きますが、金目の物以外で兄弟が絶縁になったところもありました。
そこは兄と妹の2人兄弟で両親は離婚をしていました。
ある日父親が家のほとんどの家電を新しく買い替えたのですが、その後すぐに亡くなってしまい、兄が結婚が決まっていたので新しく住む家にその新品の家電を全て持って行きました。
妹も家電が欲しかったので、勝手に持って行った兄に対して凄く怒ってしまい、そこから絶縁になってしまったそうです。
このケースは珍しいと思いますが、些細な事で兄弟仲が悪くなる場合もあります。
このような事から、使わないアクセサリーやブランドカバンなどがあれば売ってしまうか、自分が譲りたい人に早く渡す事をお勧めします。
弊社でも片付けや買取の相談を承っておりますのでお気軽に連絡ください。