部屋の処分費用は最上階が高い
こんばんは。
不用品の出張買取をしている西岡です。
マンションや団地に住んでいて遺品整理や引越しなどで部屋の片付けを業者に依頼する際、下の階よりも上の階に住んでる方が処分費用は高くなります。
しかも1番下の階と1番上の階で数十万円分の差が出る事もあります。
この事を意外と知らない方が多いのです。
先日も横浜市泉区にお住まいのN様の家へ出張査定に行ってまいりました。
N様は現在45歳。
今年の春まで母親と一緒にエレベーターなし団地の5階で2DKの部屋に住んでいました。
この団地に住むには年齢が50歳以上か身体に障害を抱えている方が条件でしたが、春に母親が他界してしまい、45歳のN様には団地の管理者から退去命令の通知が届いたのです。
1度も引越しをした事がないN様は団地の管理者に引越し費用といらない物を処分する費用を聞いたところ、最低でも全部で100万円かかると言われたそうです。
確かにN様の家は2DKの中に古い家具が大きいのから小さいのまで10個以上あり、加えてN様の母親は近所の知り合いから物をもらっては捨てずに貯めてたので、部屋が雑貨で溢れおり、処分だけでも相当な費用がかかる部屋ではあります。
しかし、もしN様がこの部屋と全く同じ状態で、住んでるのが1階だった場合、引越し費用と処分費用を合わせても60万円くらい安くなる可能性があります。
それくらい住んでいる階によって処分費用は変わるのです。
階数によって費用が変わる理由
上の階に住んでる方が処分費用が高くなってしまう理由は作業時間がかかってしまうためです。
1階から物を出すのは出口が近いのですぐに終わりますが、2階以降からとなると階段を多く登る必要があります。
そして処分品が多いとそれだけ往復回数も増えるので作業時間がかかります。
もし、エレベーターがある建物であれば多少は処分費用は減りますが、それでも1階からよりは作業時間がかかるので費用は高くなってしまうのです。
この作業時間に応じて費用が高くなるのは引越し会社も同じです。
そのため、今回N様はエレベーターなし5階からの処分と引越しなので相当な金額になってしまうのです。
これはマンションや団地の上の階に住んでる方だけじゃなく、実は1軒家に住んでる方でもあるのです。
こちらも玄関からトラックまでの距離が遠いとその分作業時間がかかるので費用が高くなります。
しかし、たとえ費用が高くなるところに住んでいても費用を抑える方法はあります。
費用を抑える方法
これは以前のブログでも伝えましたが、自分で捨てれる物は自分で捨てるかリサイクルショップに持っていく事です。
車もなく、リサイクルショップに持っていく時間もない方であれば主張買取業者に来てもらい、持っていける物だけ持ち帰ってもらうのもお勧めです。
結局のところ、物量を減らせば処分業者の作業時間が減るので、それだけ費用を抑える事になるのです。
なので、自分1人では持てない大きな家具以外は極力自分で片付けるようにすれば、玄関からトラックまでの距離が離れていても費用を大幅に減らす事が可能です。
まとめ
今回、上の階の方が処分費用が高くなると伝えさせていただきましが、決して上の階に住まない方が良いというわけではありません。上の階は窓から見える景色が良かったり、1番上の階なら足音が聞こえなくて良いなど、メリットもたくさんあるので、自分が1番居心地の良いところに住むべきだと思います。
弊社でも困ったことなどあれば無料でご相談を承っておりますのでお気軽に連絡ください。