意外に売れない不用品②
こんばんは。
不用品の出張買取をしている西岡です。
前回、売れそうで意外と売れづらい品目を何点か書かせていただきました。
今回も何点か書いていきますので売れない品目を知り、出張買取業者に依頼して値段が付かなかったり、リサイクルショップに持って行き、引き取ってもらえなかったという事がないようにしましょう。
値段の付きづらい品目
・商品の状態が著しく乏しい物
誰が見ても品物の品質が良くない物になります。
たとえば、埃だらけの家電製品やカビが生えているカバンなど、こういった品物を出す方は意外と多くいらっしゃいます。
ダメもとで出している方であれば、値段が付かなくても納得していただけますが、お客様によっては買取業者が買った後に掃除をしたり、メンテナンスをしてくれると思っている方がいます。
実際のところ、コチラでは掃除やメンテナンスはしておりません。
買取の品数は1週間でおよそ100品以上あるため、買取した物はすぐにネットオークションに出品しなければ在庫の置き場がなくなってしまうのです。
そのため、状態が著しく乏しい品物は売れない場合が多く、値段が付かなくなります。
・動物の剥製
法律が出来る以前は買取が出来たと聞きますが、現在は動物愛護法やワシントン条約の関係で買取が出来なくなりました。
動物の種類によっては、譲渡しただけでも逮捕される場合もあります。
過去に登録証のない剥製を所持しているだけで書類送検された方もいるそうなので、注意が必要です。
・家具関係
おそらく1番値段が付きづらい物が家具だと思います。
値段の付く家具だとアンティーク家具や高級なブランド家具です。
稀に桐ダンスの買取は出来るのかの問い合わせがありますが、現在は和風家具より洋風家具の方が人気があるため、桐ダンスも需要がなくなりました。
最近ではほとんどの方が、IKEAやニトリで家具を購入しており、中古で5,000円の家具を買うなら、10,000円の新品家具を購入する方が多いのです。
そして家具自体も日頃から頻繁に買う物ではないため、売れ行きも悪く、ほとんど値段が付かないのです。
ただし、上記のアンティーク家具や高級ブランド家具の場合、高値が付く物もあります。
・着物
前回衣類やスーツが売れづらいと書きましたが、着物もほとんど値段が付きません。
以前、私が鎌倉にある着物専門店で聞いた話ですが、当時100万円以上で売られていた大島紬という着物も今では日本で買う方はいないそうです。
成人式や七五三などで着物を着る機会はありますが、ほとんどの方がレンタルを利用するため、需要がありません。
最近では、観光で日本に訪れた外国人が日本の伝統のある着物を試着したいという理由で利用されることが多いそうです。
・大きい五月人形、雛人形
昔は立派な鎧兜や大きな雛壇に雛人形を飾っているご家庭が多くありました。
しかし、子供の成長と共に飾らなくなり、場所だけを占領してしまう物となってしまいました。
現在、五月人形や雛人形を購入するのは日本に住んでいる外国人だそうです。
ただし、マンションやアパートに住んでいる方が多く、敷居も狭いため購入するのはコンパクトなサイズの鎧兜や雛人形となります。
そのため、大きい五月人形や雛人形は値段が付かないのです。
以上が売れづらい品目となります。
まとめ
売れない物を知ることで捨てる決心がつくお客様がいらっしゃるので、上記以外にも需要の少ない物は今後も伝えていきます。
売れる物はお金に変えるべきですが、お金に変わらない物は場所だけをとってしまうので、早めの片付けをお勧めします。
また弊社でも部屋の片付けや買取のことでご相談を承っておりますので、お気軽にご連絡ください。