遺品整理・片付け・買取
便利屋ラクヤスでは、遺品整理、部屋の片付け、不用品買取まで、オールインワン対応できます。
「片付けをしないといけないとは思っているけれど、物が多すぎてなにから手を付けていいのかわからない」「親が大切にしていた物を平気で捨ててしまうのは酷い子供だと思われないだろうか?」「思い入れがあって大切な品物だから捨てられない」などの理由で片付けが出来ずに困っている方が多くいらっしゃいます。
そういった遺品整理でお困りの方へ、どのように片付けをすればいいのか、また前向きな気持ちで片付けに取り組む事が出来る方法を伝えていきます。
なぜ遺品を捨てることに躊躇してしまうのか?
遺品が捨てられない原因は以下の理由が考えられます。
・捨て方がわからない
この理由で悩んでいる方は多くいらっしゃいます。
家一軒分の片付けとなると、普段自分が捨てたことのない様々な物が出てきます。
特に捨て方がわからない物で多いのは、柔軟剤や漂白剤などの液体の物や、カッターや包丁といった刃物などがあるようです。
それから、大型家具やスーツケースといった粗大ゴミなどはお住まいの地域によって捨て方が異なります。
それを後回しにしてしまい、結局片付けが進まないのです。
・気持ちの整理がついていない
大切な人が亡くなってしまう事はとても悲しく、辛い事です。
品物にも一つ一つに思い入れや思い出があり、見るだけで亡くなった方のことを思い出し、悲しい気持ちになり、片付けも手に付けられなくなります。
・遠方に住んでいる
両親や親族と遠く離れた場所で暮らしていると、移動時間だけでもかなりの負担になります。
特に仕事が繁忙期だったり、子供がまだ小さいご家庭ですと時間の確保が難しく、頻繁に遺品整理をすることも出来ず、遺品もそのままの状態になってしまいます。
・兄弟や親戚とのトラブルが怖い
遠方に住んでいる兄弟や親戚の人が、「欲しい物があるかもしれないし、売れる物もあるかもしれないからまだ遺品は残しておいてほしい。」と言われる場合です。
本人はすぐに片付けたいのですが、勝手に捨ててしまうと兄弟間や親戚間でトラブルになる可能性があるので、しばらく遺品が残った状態になってしまいます。
最近は、勝手に遺品を片付けた事が原因で親戚間でのトラブルが増えてきているそうです。
どうすれば片付けられるのか
上記のようにさまざまな理由で遺品整理が出来なかったとしても、最終的には片付けをやらなければなりません。
もしお亡くなりになった方が賃貸に住んでいて、荷物がそのままの状態であれば家賃を払い続けなければならないですし、持ち家で売却を考えている場合は、片付けをせずにそのままにしておくと固定資産税も払わなくてはいけなくなってしまいます。
出来るだけそれらを抑えるために下記の方法をお勧めしています。
・捨て方がわからない場合
捨て方のわからない物に関しては、役所にゴミの処分の仕方を教えてくれる窓口がありますので、そちらに問い合わせをする方法があります。
または、スマホがあればネットでも捨て方を調べる事が可能です。
・気持ちの整理がついていない場合
片付ける事は供養にもなります。
そのため、「故人の元に送るのだ」と考えれば少しだけ楽な気持ちで片付けに取り掛かる事が出来るかもしれません。
捨てる事が出来ずにそのまま置いておくことは、家賃の負担になるだけではなく、万が一火事が起きてしまった場合の被害は小さくありません。
片付けが進まない事で逆にご遺族に負担がかかることに故人は悲しまれるかもしれません。
しかし、それでも辛くて捨てられない場合は無理に捨てる必要はありません。
遺品を捨てられないのは、故人を大切にしようとする思いがあるからこそなので、無理に捨ててしまうと気持ちに整理がつかなくなってしまったり、後悔してしまう可能性があります。
そんな時は気持ちの整理をつけるために時間を置く事も大切です。
そして片付ける決意が出来たら決して遺品を捨てるのではなく、遺品を故人へ返すという思いで取り掛かりましょう。
それだけでも精神的な負担は軽くなると思います。
・遠方に住んでいる場合
兄弟や親戚と協力しながら片付けることが大切です。
最終的には片付けはやらなければならないので、なんとか自分でも時間を作り、片付けをする必要があります、
あとは、費用は高くなりますが遺品整理業者や産廃業者に依頼をする方法もあります。
ただし、業者によっては金額がかなり変動する場合がありますので、必ず3社は見積もりをする必要があります。
・兄弟や親戚とのトラブルが怖い場合
実はこれが1番難しい問題かと思います。
親族間で集まる場を作り、形見分けが出来ればいいのですが、遠方に住んでいる場合、行くことが難しい方もいると思います。
その場合はスマホで部屋全体やアクセサリーといった装飾品、家具や絵画、骨董品などの価値のありそうな物があれば写真を撮って送り、親戚に欲しい物がないか確認します。
写真だと分かりづらい場合もありますが、いらないと言ってもらえれば自分で片付ける事ができます。
そして遺品整理は衣類やハンドタオルといった布系の物を片付けるだけでかなりの物量が減ります。
勝手に捨てるとトラブルになる可能性がありますので、先に画像を送って捨てる理由を伝えます。
捨てる理由としては、「虫に食べられていてほとんどの衣類に穴があいている」という事や「タンスに眠っているタオルがシミだらけになっている」などです。
私が遺品整理でお客様宅に伺うと、穴のあいた衣類やシミだらけのタオルが必ずといっていいほど出てきます。
作業の手間はかかりますが、この方法で捨てていくのも1つの手段かと思います。
残る方法は遺品整理業者に依頼する方法です。
専門家が必要な物と必要のない物をきちんと分けてくれますので、1番安心です。
まとめ
自分で遺品を捨てる事が出来ない方もいれば、親戚間の問題や、住んでいる場所などが原因で家の片付けが出来ずに困っている方が多く、遺品整理も深刻な問題になってきています。
1番大事なのは、早めに生前整理を手伝ったり、将来は誰がなにを引き継ぐのかを書面で残すなど、前もって取り決めておくことだと思います。
弊社でも家の片付けや遺品整理などでお困りの事がありましたら、ご相談を承っておりますのでお気軽にご連絡ください。